自己満足? 踊りを強要!? ヨサコイの抱える3つの問題点。解決策はこれだ!!

こんにちは!
コミカルからシリアスまで、
全てを音にするシンガーソングライター渡部絢也です。

春になり、これからの季節、
各種イベントがあちこちで開催となります。
ヨサコイチームが出演することも、
全国的に多いのではないでしょうか?

しかしながらそういったイベントでの、
ヨサコイ演舞については、賛否両論あると思います。

今日はぼくの考える、ヨサコイの抱える3つの問題点。
そしてそれぞれの改善点を記したいと思います。


ヨサコイ出演のメリット・デメリット

まずは、ヨサコイチームがイベントに出演する際の
メリット・デメリットについての考察です。

メリット

・大人数の出し物なので見栄えがする。
・出演者が増える。=お客さんが増える。
・民謡をモチーフにした楽曲で踊るため、地元感を演出できる。

デメリット

・ヨサコイが終わった途端、会場から一気に人がいなくなる。
・盛り上がりを強要し、お客さんが引く場合がある。
・お客さんを十分満足させられない団体もある。

上記デメリットが、ぼくの考えるヨサコイの3つの問題点です。


3つの問題点について考える。

1.ヨサコイが終わった途端、
会場から一気に人がいなくなる。

これはイベント主催者・運営から、時々聞こえる声です。
演舞が終わりヨサコイ出演者が帰り、チームのお客さんも帰ることで、
会場の人が減り、イベントが一気に盛り下がる印象となります。

そもそもヨサコイチームは、
参加費を払って出演させてもらうことで、はじめて踊る場が提供される。
という文化の上で発展してきました。(今でもそうですね。)

ですから、「出演させてもらえるだけでありがたい。」という、
下からの立場でイベントに出演することは、今も多くあるでしょう。

しかしながら一般的に、対価をもらうイベント出演者は、
ステージに出て盛り上げることだけを任されます。
イベントが終わるまで会場で飲み食いしたり、
観客として会場に残って欲しいと強要されることは、ありえません。

なのにも関わらず、ヨサコイチームに対しては、
お客さんを呼び、ステージを盛り上げることを望みながらも、
会場に残って、サクラとして賑わいを演出することまで望んでいます。

イベント主催者側は思いを伝えるべき

対価を渡す、渡さないによらず、もしも上記のような思いがあるとすれば、
きちんとヨサコイチームに思いを伝えた上で、交渉すべきだと思います。

そして、どうしてもヨサコイチームに頼るのであれば、
終わり間際にもう一度プログラムに組み込む。などの工夫も必要です。

また、ヨサコイ目当てではないお客さんを呼ぶ手立てを、
他のプログラムの中に組み込む必要もあるでしょう。

ヨサコイチームはイベント会場にいる必要があるのか?

(*2017/4/30追記)

本来は「ステージで良いパフォーマンスをすること」が、
出演者としての役割です。ですから、
「イベント会場に残って、サクラとして盛り上げる。」
というところまでは、必要ないと思います。

ただ、ぼくがシンガーソングライターとして
ステージ出演する際に心がけていることがあります。

ご依頼くださった主催者側が、どのような思いでイベントを立ち上げ、
当日、実際にどのようにイベントを運営しているのか、
「自分の足で会場を歩いて、買ったり食べたりして確かめる。」
また、「イベントを客の立場になって体験してみる。」ということです。

そうすることで、MCの内容や、パフォーマンスの内容が、
お客さんの立場に近い形でできます。
また、ご依頼くださった主催者側の思いを、
きちんと汲んだパフォーマンスができます。

「最後まで会場にいること」じゃなく、
「イベント自体も楽しむ」ことが出来たら、
主催者の思いに答えられる上に、
パフォーマンス自体が良いものとなるはずです。

*ただし、出番前には早めに意識集中に向かわないと、
ふわふわしたまま本番を迎えることになるので、お気をつけて!


2.盛り上がりを強要し、
お客さんが引く場合がある。

他のチームと混ざって踊る総踊りなどでは、
「皆さん、踊りましょう!」という強要がお客さんに及ぶ場合もあり、
お客さんの立場からすると、非常にお尻がムズムズする場面があります。
そんでもって、いざ真似して踊ろうとすると難しかったりします。

そもそも「見てたいだけなのに……」と、思っているお客さんもたくさんいます。
音楽のライブで、会場の後ろの方にいる人が、出演者に
「前まで来いよ!! 一緒に盛り上がろうぜぇ!!」と言われるのと同じですね。
めちゃくちゃ恥ずかしいですよね、あれ。経験あり!(苦笑)

改善点として、お客さんに一緒にノることを求めるであれば、
まずは手拍子を求めてみてはいかがでしょうか?
「リズムを取る」という入口をすっ飛ばして、いきなり踊るのは無理です!!

または、入門向けに、もっともっと簡単な、
子どものお遊戯の振り付け並みの総踊りを、用意してみてはいかがでしょうか?
(ぼくが「歌と絵のライブ」で、子どもと一緒に踊る「ちんあなごのうた」並に。)

*曲の制作についてのご依頼もお待ちしております。


3.お客さんを十分満足させられない団体もある。

お客さんを意識し「見世物として成立している団体」と、
お客さんを意識せず「頑張って踊る自分が好きなだけな団体」
が、いるように感じてしまいます。

ヨサコイが時に、「自己満足」だとか「内輪向け」と
言われてしまうことがあるのは、そのためではないでしょうか?

芸術的に一糸乱れぬ演舞を魅せる団体だけが良い!
ということを言いたいのではありません。
踊りたい人は、下手でもカモーン!という団体でも全く良いと思います。

ぼくが言いたいのは、チーム内のメンバー全員が、
「お客さんに楽しんでもらおう。」という意識を
共有できているかどうか。ということです。

踊りの練習だけでなく、そういった心構えについてのミーティングや、
意識の共有を図っている団体が、どれだけあるのでしょうか?
この記事を読んで下さっている、あなたのチームはどうですか?

ステージでは「思い」が伝わる。

ぼくが今まで一番感動したヨサコイ演舞は、
「歌と絵のライブ」でパフォーマンスした秋田市にある追分保育園で、
子どもたちが、ぼくといせきのためだけに踊ってくれた時のことです。

「踊れるよ!」「見て見て~!」という思いが、
ダンスから、視線から、表情から、全て伝わってきた演舞でした。
心の底から感動しました。

一般のよさこいチームが、
メンバー間の思いを統一することは難しいかもしれません。
そうだとしても、メンバーがそれぞれの思いを語り合い、
共通の目的意識を持って演舞をする団体が一つでも増えることを望みます。

意識を高めるお金の話

最後に出演費の話です。

自分のチームが出演費をもらってイベントに出演しているかどうか、
知っていますか? もしも出演費をもらっているとすれば、
毎回、その出演費に見合うだけの演舞が出来ていると思いますか?

出演費をもらうことは、「お客さんを満足させること」
「イベントの盛り上がりに貢献すること」への意識をより高め、
実際にそうしなければいけないということです。

逆に、出演費をもらわないで出演しているチームでは、
そもそも意識が薄いチームもあるのではないでしょうか?
「趣味だから」「自己満足だから」という言い訳が効きますから。

人前でやる以上、対価をもらうもらわないに限らず
「お客さんを満足させる」意識は必要ですが、
出演料はその意識を、より高めてくれる効果があると思います。

もしも出演料が貯まれば、県外への遠征費、
音響機材のアップグレード、衣装代などにもできるわけで、
一石二鳥ですよね。

「出演費がなければ出演できません」という交渉ではなく、
「交通費や出演料があると、運営が助かるのですが……」という風に、
相談を持ちかける形で交渉してみるのが良いかと思います。


まとめ

というわけで、長くなりましたが、
イベント主催者と、ヨサコイ関係者への改善点をまとめます。

・イベント主催者は、ヨサコイチームに望むことをきちんと伝えるべき。
・ヨサコイチームは、お客さんに踊りを強要しない。
・ヨサコイチームは、踊りだけでなく、意識の共有にも時間を使うべき。
・ヨサコイチームは、出演料の交渉をするべき。

以上です!


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2 件のコメント

  • こんにちは。
    ブログ拝見しまして、なるほどと思いました。
    自分は演者側も主催側も経験している立場なので、イベント1つに参加し盛り上げることがどれだけ大変なことなのかはわかるつもりではいるので、できる限りイベント全体にいるようにしています。

    (2)と(3)については演者側の工夫が必要になりますね。どういう思いで演舞するのか今一度自分も考えなければいけないなと思いました。

    貴重な思いをありがとうございます!

    • タムタムさん、ご意見ありがとうございます!

      ダンスの練習の時間はとっても、
      「思いや意識の共有を図る時間を取っている。」
      という話は聞いたことがなかったので、
      記事を書いてみました。

      あ!
      一つ、書き足りなかったことが!

      ぼくは、「イベントの最初から最後まで
      ヨサコイ関係者が会場にいること」を、
      強要するつもりは全くないです!

      もしも主催者がそう願うなら、
      ヨサコイ関係者に直接伝えればいい。
      そして、それを聞いた関係者が納得するのであれば、
      最後まで一緒に盛り上ったらいい。

      納得できないのは、思いを伝え合うことなしに、
      陰口のように、そういう話が出てくる現状です。

      メンバー全員、それぞれの考えがありますから、
      チーム単位で動きを統一は出来ないでしょうが、
      この記事が、関係者に対しての「考えるきっかけ」と、
      なれば嬉しいです!

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