偽りの「きのこ・たけのこ戦争」

「きのこの山」「たけのこの里」については事ある度に戦いが起きる。
どちらがおいしいとか、敵陣営をさげすんだりだとか、
それはもうひどく醜い戦いである。

先日、「きのこの山」と「たけのこの里」が小分けになって、
どちらも入っているお菓子を購入した。
友人と分け合って食べるわけなのだが、僕は「きのこの山」が好きで
友人が「たけのこの里」が好きだったので、
喧嘩することもなくそれぞれを食べ尽くしたのだった。

ここでハタと気づくわけである。
もし友人が「きのこの山」好きだったら、戦いが起こったはずなのだ。
数少ない「きのこの山」を取り合って、どちらかが嫌な思いをしたはずだ。

「きのこの山」好きにとって、「たけのこの里」好きこそが
本当の仲間となり得るのではないだろうか。
新たな考えが湧き出た瞬間、僕は友人と固く手を結んだのだった。

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