その1.縦×横!?コード付けの大事な視点


こんにちは!
作編曲家の渡部絢也です。
あなたは、コード進行にメロディーを付けるタイプですか?
それとも、メロディーにコードを付けるタイプでしょうか。
あなたは、コード進行にメロディーを付けるタイプですか?
それとも、メロディーにコードを付けるタイプでしょうか。
一般的に、メロディーにコードを付けるのは、コード進行にメロディーを付けるよりも難しいとされています。
でも、どうして難しいのだと思いますか?
実は、メロディーにコードを付けるには、大事な視点があるのです。
それが、縦と横の視点です。
縦と横の視点。
どちらかが欠けても、
自由自在にコード付けできない
のです。
どちらかが欠けても、自由自在にコード付けできないのです。
コード進行にメロディーを付けるタイプの方でも、
- 特定の箇所でコード付けに悩む!
- コードに合わないメロディーを付けてしまう!
- コード進行がマンネリ化して、作曲を楽しめない。
など、様々な悩みが生まれる可能性があります。

いかがでしょうか?
あなたには、縦と横の視点が備わっているでしょうか?
例を見ていきましょう!
良い例
Key=Cの8小節にコード付けを行っていきます。
◯例1:スタンダードなコード付け
次の例では、【縦】メロディーに合うコードを選び、【横】自然な流れのコード進行になるように、コード付けしました。

今の段階では理解できないコードが出てきているかもしれませんが、ご心配なく! 上巻までを読み進めると、自然に理解できるようになりますからね。
さて!
縦と横の視点を体感しましょう!
【横の視点】が備わっている人が作ったコード進行は、コード進行だけで聞いても、とても自然に聞こえます。
一方、【縦の視点】が備わっていない場合、特定のコードで音がぶつかっていても、「解決策が思い浮かばない」「そもそもぶつかっていることに気付けない」方も多いはずです。
間違っている例を見てみましょう。
「このコード付けに問題があるの!?」と驚く方もいるかもしれませんね。
- メロディーに合うコードを選べるか?
- 逆に言えば、コード進行に合うメロディー付けが本当にできているか?
こうした不安・悩みを解決するためには、縦と横の視点を学ぶことが重要なのです。
◯例2:少し凝ったコード付け
次は、少し凝ったコード付けも見てみましょう。
今度は、メロディーに合わせて、細かくコードチェンジしてみました。
コードを初めて勉強する方、習いたての方にとっては、「↑のコード進行の意味が分からない!」という方も多いかと思います。それでも、格好良さを感じる方も多いのではないでしょうか?
複雑なコード進行ですが、理解するためには【横の視点】が必要不可欠です。
もちろん、メロディーに合っているコードを選ぶのですから、【縦の視点】も欠かせませんね。

このサイトでは、下巻を読み終えた後に、↑の例のような格好いいコード進行も自由に付けられることを目指します!
悪い例
悪い例も見ていきましょう!
×例3:【縦がNG】メロディーがコードに合わない。
次の音源は、【横の視点】はOK(コード進行だけ聞くと自然)です。
しかし、【縦の視点】が欠け、メロディーとコードが合いません。
とても気持ちが悪い!!
特に、チェックしている部分でむず痒く感じた方も多いと思います。
このように、
コードに合わない音のことを
アボイドノート(避けるべき音)
コードに合わない音のことをアボイドノート(避けるべき音)
と言います。
本教材では、メロディーに合う音が一目で分かる一覧表を付属していますので、このような不自然なコード付けになってしまう心配はもうありません。
例えば、コードGに対して、C(ド)の音を使っている部分があります。
Key=CにおけるGに合う音は次のとおり。

C(ド)は灰色になっていますね。
Key=Cで、コードGの上では、C(ド)は使えないということが、すぐに分かります。
表を使えば、こうしたメロディーとコードの不一致は起こりません。
×例4:【横がNG】コード進行の流れが不自然
次は、【縦はOK】アボイドノートは使っていないのですが、【横がNG】コード進行の流れが不自然な例です。
なんとなく気持ち悪い部分が所々あるような……。

メロディーに合うコードを選べても、
適当に並べるだけじゃ、自然なコード付けにならないんだ……!!
メロディーに合うコードを選べても、適当に並べるだけじゃ、自然なコード付けにならないんだ……!!
実際には、ここまでひどくなることは稀でしょう。
でも、特定のコードだけうまくハマらない……なんてことは、よくあるのではないでしょうか。私も作曲を始めた頃には、コード付けを諦めて他の曲を作り始めたことが何度もあります。
こんなときこそ、縦と横の両方の視点を駆使する必要があるのです!
まとめ
さぁ、まとめです!
メロディーにコード進行を付けるには、縦と横の視点が必要です。
- 縦:メロディーに合うコードを選んでいるか?
- 横:コード進行の流れは自然か?
この2つの視点がなければ、メロディーにコードは付けられません。
本教材では、特に難しい【縦の視点】を克服するためのコードに合う音が一目で分かる一覧表があります。
本サイトで学べば、あなたは
メロディーにコードを付けられる
ようになります。
本サイトで学べば、あなたは
メロディーにコードを付けられる
ようになります。
また、コード進行にメロディーを付ける方でも、迷いなく自信を持って楽曲を作れるようになるでしょう。
ただし、一朝一夕で、すぐに身につくとは言いません。
じっくり取り組む必要はあります。
ただし、一朝一夕で、すぐに身につくとは言いません。じっくり取り組む必要はあります。
しかし、例で示したようなカッコいいコード付けは、あなた自身の手でできるようになるでしょう。
本記事以降、無料記事にて、音楽の基礎~メロディーやコードの打ち込み方を丁寧に解説していきます。
章ナンバー | 内容 |
---|---|
無料 第0章 | ・音楽の基礎 ・DAWへの打ち込み方 |
無料 第1章 | ・横の視点 – コードとコード進行 – キー&ダイアトニックコード |
上巻 | ・縦の視点 ・ダイアトニックコードを使った メロディーへのコード付け ・テンションなど |
中巻 | ・セカンダリードミナント ・裏コード ・借用和音など |
下巻 | ・マイナーキー ・転回形 ・細かなコードチェンジ |
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