YouTubeを本格的に始めます。今までの収益と今後の見通し
作編曲家の渡部絢也です。
2024年4月から、YouTubeチャンネルを本格的に始めることにしました。
妻でイラストレーターのいせきあいとユニット活動している「ウタトエスタジオの歌と絵のチャンネル」です。
2023年4月時点で、
- チャンネル登録者数:2,973人
- 月々の再生回数:14,000~20,000回
と、細々と運営しているチャンネルです。
今までの流れ
チャンネルの概要
元々このチャンネルは、私が15年程前の会社員時代に立ち上げたものです。
当初は私のオリジナル曲やループマシンの演奏などを、特にコンセプトなく上げているチャンネルでした。(今は、昔の動画を削除。)
会社員をやめた2010年にアップした「ちんあなごのうた」がテレビで取り上げられて、プチバズりをした後、グッズ化・ボンカレーとのコラボ・絵本化など様々ありつつも、最終的には爆発しないまま、細く長く見られ続けています。
「ちんあなごのうた」は、子どもたちに大変ウケる作品でした。
コロナ禍になる前の5年間は、地元の秋田を拠点に、全国の保育園・幼稚園を回ってファミリー向け「歌と絵のライブ」も行っていました。
- 歌&アニメ動画
- ダンス&あそびうた動画
- ものしりえかきうた(クイズ&絵描き歌のバラエティ番組)
などを、主にアップしています。
今までの失敗
2019年にアップしたシリーズ「ものしりえかきうた」は、絵描き歌動画+クイズ番組と言った内容の動画です。
一点ものの絵描き歌を作り、クイズ制作し、撮影&編集し……とにかく手間がかかるわりに再生数・反応がいまいちというシリーズでした。
その時は気付いていなかったのですが、2つの大きな問題点がありました。
- 良い番組にしようと思って、内容を欲張りすぎた。
- 自分も妻も、作品第一主義で、本来は表に出たい性格ではなかった。
①に関して。
ブログもそうなのですが、検索ワードで検索されるかどうかが非常に重要だと思っています。継続的に見られ続けるようにするためには、流入が必要だからです。
視聴者が喜ぶ動画を作ろうと考えていたつもりではいましたが、内容を盛り込みすぎていました。
「カエル えかきうた」と検索した結果、「ものしりえかきうた|カエル」と言った動画が出ても、中々再生しようとは思わないのではないでしょうか。また再生したとしても、ただの絵描き歌を見たい方にとっては望んだ内容ではないわけですから、離脱率はあがります。
また、②私たちが本来表に出たい性格ではなかったこともそうです。
当時、私たちは自分たち自身の認知度を上げなければいけないと考えていました。しかし、無理して頑張ろうとしてしまったのが、息切れに繋がりました。
私たちは欲張らずに、うたアニメ作品や絵描き歌動画を作れば良かったのです。
なぜ今になって本格的にYouTubeをやろうと思ったか。
自分たちに子どもが出来たことが、とても大きいです。
自分たちが行ってきた「歌と絵のライブ」などのファミリー向けの活動が、子育て世代には本当にありがたいものだったと、今になって痛感しています。それくらい、子どもたちに安心して見せられる娯楽は少ないと思います。(特に、地方はね。)
それは、YouTubeに上がっている映像作品についても言えます。
- 子どもに安心して見せられる動画チャンネルが少ない。(私から見ると、手抜きに思える動画もたくさん上がっている。親目線でも「見せたくない」と思う内容の動画も結構ある。)
- 昔よりもスキルがアップし、早く作品作りできるようになった。
- 昔の作品から、月々少ないながらも収益が発生しており、これを拡大したい。
など、諸々の理由から、YouTubeチャンネルを本格的に動かしたいと思うようになりました。
今後の方針
ファミリー向けにやっていた「歌と絵のライブ」の中でも、子どもたちと一緒に絵を描く「絵描き歌コーナー」は非常に人気が高かったので、まずは絵描き歌を充実させていく予定です。
シンプルに、作編曲家の私と、妻がイラストレーターという強みを最大限に活かせますしね。
3ラインで、
- ちょいムズ絵描き歌:10歳以上の方に向けたもの
- シンプルな絵描き歌:シンプルな絵描き歌動画
- 長尺絵描き歌:②のまとめ動画
を予定しています。
①ちょいムズ絵描き歌は、実験的に4月の始めに6本アップしました。現状、一番始めにアップしたカエル以外、全く伸びていません。理由は色々あると思います。サムネや題材選び、ぬりえの時間に離脱がかなり増えていることなどが、考えられます。
②シンプルな絵描き歌では、①ちょいムズ絵描き歌の反省も踏まえ、ひとつの動画で6本ほど見られるようにするつもりです。サムネや題材選びも考え、塗り絵の時間も無くすなどして離脱率も上がらないようにしたいですね。
③長尺絵描き歌は、20~30分ほどの長尺コンテンツの方が、親世代が選びやすいのではないか?という予想から考えたものです。②シンプル絵描き歌のまとめ動画を考えています。
2024年中に、③長尺絵描き歌動画を5つアップするのが目標です。
- 絵描き歌といえばウタトエスタジオという存在になる。(YouTubeで「絵描き歌」を検索したら、一番最初に出てくるようになる。)
- 2020年代中に、絵描き歌ブックを出版する。
- 2024年中にチャンネル登録者数5,000人を目指す。(現在、2,970人。)
今までの収益と今後の予想
今までの収益
さて。
上で「月々少ないながらも収益が発生しており……」と書いたので、実際に今までの収益はどれほどか、気になるところかと思います。
私たちのチャンネルのメインコンテンツは「歌&アニメ動画」で、リピーターが非常に多いのが特徴となっています。
そのため、少ない動画数でも、熱心なファンの方々が何度も見てくれて、収益が生まれてきました。
2023年全体と、2024年1~3月の実際の収益金額は、以下の有料記事でご紹介致しますので、気になる方は御覧ください。