書評

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」は、人生を変える一冊になる。

良書レビュー「自分の小さな箱から脱出する方法」人間的な成長ができる人生を変える一冊!

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」と言われても、正直ピンと来ないと思います。

ただ、この本のインパクトは、私にとっては物凄いものがありました。

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  • 他人と自分との間に、薄い壁を感じる人
  • 人間関係が長く続かない人
  • 他人にイライラすることが多い人

そんな方々にとって、救いの本になるはずです。

本記事では、本書の要約をしています。興味のある方はぜひ本書をお読み下さい。

自分の小さな「箱」とは?

あなたは、他人をモノのように扱っていませんか? 例えば……

  • 店員に対して、失礼な態度を取る。
  • 上司や部下、友人を、自分の「都合の良い道具」のように扱う。
  • 欠点をあげつらうため、相手のイライラするポイントを探そうとする。

このように、他人を一人の人間として見なさず、まるでモノのように扱う状態を、本書では、箱に入っていると表現しています。

なぜ他人をモノ扱いするようになるのか。

他人をモノ扱いするようになる理由は、実にシンプル。

自分で自分の感情を裏切ることがきっかけです。

「自分の感情を裏切る」とは?

あなたが男性で、妻・赤ん坊と3人で暮らしているとします。

  1. 夜、床についている時、赤ん坊が夜泣きを始めました。
  2. 「起きて、赤ん坊をあやさなくては……」とあなたは考えます。
  3. しかし眠かったため、そのまま寝ることにしました。
  4. 赤ん坊が泣き止まず、妻が赤ん坊をあやさないことに苛立ってきます。
  5. 結果、妻のことを「怠け者!鈍感!ひどい妻!」など、偏った見方をするようになりました。

この例では、自分の感情を裏切ったのは③です。

③以降、妻を悪者に仕立て上げていますよね。

自分の感情を裏切ると、自分を正当化するために、現実を見る眼が歪んでしまうのです。

原因は自分にある。

興味深いのは、こちらの文章です。

誰かを非難しているときには、その原因は相手ではなく自分にある。

自分の小さな「箱」から脱出する方法 243P

「他人を非難する」ことは、自分の正当化をしているということ。つまり、自分の感情をどこかで裏切っている印です。

例えば、SNS上で欠点をあげつらうことに躍起になっている人がよく見られます。

自分の感情を裏切らず、他人を一人の人間と見なすことができているなら、相手を責める必要はありません。必要なのは、健全な議論です。

もし自分が誰かを責めていることに気付いたら、自分の感情の裏切りに気づくきっかけです。すなわち、自分を成長させるチャンスです。

箱から脱出する方法

他人を一人の人間と見なし、人間的な生き方を取り戻す方法はシンプルです。

  • 自分の感情を裏切らないこと。
  • 相手を一人の人間として見ようと心がけること。

しかし、箱の外に居続けることがとても難しいことです。

それでも、挑戦する価値が十分にあると言えます。

本書を読むメリット

  • 家庭問題・友人関係を改善できる
  • ビジネスにおいて成果を出しやすくなる

など、様々なメリットが本書内で記されていますが、私が一番のメリットに感じるのは、自らに人間的な成長を感じられることです。

他人の不満を探し出し、自己正当化して安心を得ようとするなんて、不健康で全く人間的とは言えませんよね。

誰かを非難した瞬間、自分の感情を裏切っているという事実に気付くことができるようになったことは、大きな進歩だと感じます。

まとめ

本書は、人間関係の改善だけでなく、自らのあり方を省みるきっかけとなる良書です。

物語形式で書かれているため、普段本を読まない方もスルスルと読み進めることができるでしょう。

あなたにもこのインパクトを是非体験してもらえたら幸いです。

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この記事を書いたのは

渡部絢也

作編曲家・シンガーソングライター・歌のお兄さん

 アーティスト活動のほか、作編曲家として企業のテレビCMのBGM、テーマソングなどを制作。
 また、ユニット「ウタトエスタジオ」として、全国の幼稚園・保育園で子ども向けのライブ活動を行う。

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