ギター初心者向けの簡単で超かっこいいギターコード進行
- ギター初心者だけど、かっこいいコードを弾いてみたい!
- ギター初心者を抜け出して、中級者になりたい!
- 少し変わったコードを知りたい!
という方向けに、書いた記事です。
この記事に載っているコード進行は、難しいと言われるバレーコード(セーハ)は使いません。運指も簡単で、押さえるだけなら、ギターを始めた初日でもできるかもしれません。
ぜひ日頃の音楽活動に活かしてください。
難易度★ 超簡単なのに、超かっこいい!
ギター初心者でも、簡単にすごくうまくなったように錯覚できるコード進行No.1!
✓押さえ方のポイント
- 左手の中指と薬指で押さえる。
- 左手親指で6弦をミュート(音が鳴らないように)しよう。(Dmaj9の時には、5弦を鳴らしてもOK。)
- Aadd9の時、人差し指で3弦1フレットを押さえ、薬指を離してプリングしてみよう。
- Dmaj9の時、2弦の薬指を離し開放弦にして変化をつけてみよう。
難易度★★ 同じコードに3度を足してみると……
上で紹介したAadd9とDmaj9に3度の音を追加してみるとこのようなフォームになります。
ルートの3度上の音は、明暗を表現する音です。先に紹介したコードよりも明るく聞こえるようになりましたよね。
難易度★★ 覚えたコードを発展させよう
Aadd9とDmaj9を組み込んだ、サビでも使えるコード進行をご紹介! キーはA。
✓押さえ方のポイント
- F#m7(11)の6弦は中指か親指で押さえる。5弦は押さえた指でミュートする。
親指で6弦を押さえられると、便利な場面が多いです。
クラシックギターはネックが太いので難しいですが、エレキやアコギでは練習すればできるはず!
難易度★ 極力指を動かさない、エコ運指進行!
1~3弦は、ずっと固定!
ルート音が下降進行になっているので、落ち着いた印象に聞こえます。キーはG。
✓押さえ方のポイント
- 1・2弦は、薬指・小指でずっと押さえたままにする。
- G以外は、6弦を親指で触ってミュートしよう。
難易度★ ミュートの場所を増やしてみよう
弾く音を少なくすることで、かっこよくできるんです! 上のコード進行を少し省略して、弾いてみます。
✓押さえ方のポイント
- Cadd9、Em7onBの4弦ミュートは、5弦を押さえている指を寝かせて触る。
- A7sus4は、人差し指で軽く4弦に触る。(あるいは、普通に押さえてもOK)
- Gの5弦は、6弦を押さえている中指を寝かせてミュートする。
Gの5弦も、ミュートするとスッキリしますよね? 私的には、Gを弾くときのほとんどは5弦をミュートしています。だって、その方が良い音に聞こえるから。
もちろん5弦を押さえて出す、どっしりとした音が好きな人はそのまま弾きましょう。
教本はあくまで教本。自分の耳で良いと思う音を表現しましょう!
難易度★★ エコ運指進行2! 切なさで胸が痛い!
動かすのは指一本だけ第2段! キーはD。
ルートは上昇進行なので、前に進む感じに! でも最後がマイナーコードなので切なく終わります。繰り返すだけで一曲作れる!
✓押さえ方のポイント
- 全てのコードで、2弦・3弦は、小指・中指で押さえよう。
- 冒頭のDadd9onF#の6弦は、親指か人差し指で押さえ、押さえた指で5弦をミュートする。
- Gadd9(13)の6弦は薬指で押さえて寝かせ、5弦も同時にミュートする。
- 最後のBm7(11)の4弦をミュートしてもよい。スッキリとした印象になる。
難易度★★★ ぶつかる音で神秘性を生み出す!
神秘的だけど爽やかな響き。Aadd9から逆の順に弾くのもかっこいいです。キーはE。
✓押さえ方のポイント
- Badd11の指の入れ替えが少し難しいかも。がんばって!
- Badd11が難しければ、C#m7の形のままスライドして、Bsus4(x24400)でもOK!
- 全てのコードで6弦をきっちりミュート! 5弦のルート音を押さえる人差し指を使いましょう。少し寝かし気味にして、人差し指の頭で6弦を触ります。
この進行は、6弦ミュートが命です! ミュートができないとグチャグチャな音に聞こえてしまいます。
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まとめ
この記事で紹介したコード進行はどれも、運指自体はとても簡単です。が、きれいに鳴らすには、余計な音を鳴らさないミュートの技術がとっても大切です。
弾き急ぐのではなく、一音一音丁寧に鳴らすことを心がけると、上達が早いはずですよ!
また、「自分で自由にコード進行を作ってみたい!」と言う方は、下記のシリーズ記事が参考になるはずです。