作曲Tips

作曲の方法を7種類紹介! 詞先・メロ先・コード進行先行など

この記事では、歌もの(編曲あり)の作曲方法の内、7種類をご紹介します。

  • 作曲に興味のある方
  • いつもと違う作曲法を知りたい方

に向けて書きました。

音素材もご用意してみましたので、自分ができそうな作曲法を見つけてみて下さい。

歌詞先行型(詞先)

先に歌詞を書いてから曲をつける方法です。詞先(しせん)とも言われます。

  1. 歌詞を書く
  2. メロディーをつける
  3. コード(和音)をつける
  4. 編曲する

メリット

  • テーマがはっきりした、メッセージ性の高い楽曲を作れる
  • メロディー&編曲で、歌詞の世界観を音で表現できる

デメリット

  • 字数を揃えずに書いてしまうと、曲がつけにくくなる。
  • 付ける曲に応じて、後から歌詞を手直しする必要も。
じゅんや

歌詞の書き方をいくつかご紹介します!

  • 伝えたいことをノートに書き出し、並べ替える。
  • テーマを決めて、一行目から書き始める。
  • 好きな小説をパラパラめくって、気になった言葉から連想してみる
  • かっこいい言葉を並べて、意味が通るように後付けしてみる。

メロディー先行型

口笛やハミング、楽器などで、先にメロディーを作る方法。3種類の方法があります。

1.すぐに歌詞を書く!

  1. メロディーを作る
  2. 歌詞を書く
  3. コードをつける
  4. 編曲する
歌詞を付けてみよう!

メロディーを用意したので、試しに歌詞を考えてみましょう。
(多少メロディーを変えてもOK!)

メリット

  • メロディーと歌詞だけなら、特別な知識がなくても制作可能
  • 歌詞の雰囲気に合う、凝ったコード進行を後から考えられる

デメリット

  • コード付け・編曲には、コード理論が必要

2.メロディーにコードを付けてから、歌詞を書く!

  1. メロディーを作る
  2. コードを付ける
  3. 歌詞を書く
  4. 編曲する
歌詞を付けてみよう!

メロディーにコードを付けました。歌詞は書きやすくなりそう?

メリット

  • メロディーとコード(和音)から、歌詞のイメージが湧きやすい

デメリット

  • 歌詞の字数が制限され、思ったような内容で書けないこともある
  • コード付け・編曲には、コード理論が必要

3.先に歌詞以外を完成させる!

  1. メロディー
  2. コード付け&編曲をする
  3. 歌詞を書く
歌詞を付けてみよう!

編曲をしました。歌詞は浮かびやすくなりましたか?

メリット

  • 編曲された楽曲から、歌詞のイメージをふくらませることができる。

デメリット

  • 伝えたいことと曲調が合わずに、歌詞が書けないこともある
  • 字数の制限がある
  • コード付け&編曲には、コード理論が必要

【作曲初心者おすすめ!】コード進行先行型

ギターやピアノなどの楽器が弾ける人であれば、この方法が一番楽!

  1. コード進行を決める
  2. メロディーをあてはめる
  3. 歌詞を書く
  4. 編曲する
メロディーをあててみよう!

コードだけの伴奏にメロディーをあてはめてみましょう。作れるメロディーは無限にありますよ!

メリット

  • 何もないところからメロディーを作るより、圧倒的に楽にメロディーを生み出せる
  • メロディーと歌詞が同時に浮かぶこともある

デメリット

  • 色々なコード進行を作れるようにならないと、同じ曲調ばかりに。
  • 歌詞につまずくことも多い
じゅんや

ぼくも作曲を始めた頃は、この方法を使っていました。

コード先行型は、コード理論を知れば知るほど、色々な曲調を作れるようになるのが楽しいですよ!

編曲先行型

  1. リズムや音色、コードなど、先にアレンジを固める
  2. メロディーを書く
  3. 歌詞を書く
メロディーと歌詞を付けてみよう。

先にカラオケまで出来上がっています。メロディーと歌詞を付けて、曲を完成させてみましょう。

メリット

  • クラブミュージックなど、ジャンルの決まった音楽を作りやすい
  • リズム集やループ集などから、アイデアがもらえることもある

デメリット

  • 歌詞がとってつけたテーマになることも多い
  • DTM関連の知識・設備が必要になる

ハイブリット型

テーマを決めてから、歌詞とアレンジを同時に作っていく方法。

じゅんや

例えば……

歌詞を2行書いたら、そこまでアレンジを進める。また2行書いたら、そこまでアレンジを進める。……を繰り返して、最後まで作る方法です。

メリット

  • テーマにがっちりと合う歌詞・アレンジになる
  • 楽曲の世界観を表現しやすい

デメリット

  • 作り終えるまでに時間がかかることもある

難易度から見たおすすめは……

十分な知識が身につくまでは、コード進行先行型の作曲法をおすすめします。

なぜなら、メロディーに後からコードを付ける方が圧倒的に難しく、必要な知識な量が多いからです!

コード進行先行型の作曲ができるようになるまで

  1. ピアノやギターなど、和音を扱える楽器を始める
  2. 既存の曲で、弾き語りできるようになる(頑張れば1~3ヶ月くらいで可能!)
  3. 既存の曲で使われているコード進行を真似して曲作りする
  4. コード進行の理論を学び、自分で新しいコード進行を作って曲作りする

このレベルまで来ると、メロディーに後からコード付けをするやり方も理解できるようになります。他の作曲方法も試してみましょう。

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編曲はどうすればいい?

バンドであれば、メンバー全員で編曲をすればいいですが、一人で編曲するには、DTM(デスクトップミュージック)の環境・知識が必要です。

今ではスマホのアプリでもDTMアプリがあります。iPhoneであれば、Garage BandCubasisなどです。

本格的にDTMを始めるならパソコンを使います。パソコンを買う前に、まずはスマホアプリで編曲を続けられそうか試してみるのが良いですね。

まとめ

人それぞれ、色々な作曲法があります。

中には、作曲理論を全く知らずにHIPHOPのトラックを作る方もいるくらいです。

でも、もしも、あなたが王道の楽曲を作りたいのであれば王道の作曲方法で作曲してみるのが一番の近道かもしれません。

この記事を書いたのは

渡部絢也

作編曲家・シンガーソングライター・歌のお兄さん

 アーティスト活動のほか、作編曲家として企業のテレビCMのBGM、テーマソングなどを制作。
 また、ユニット「ウタトエスタジオ」として、全国の幼稚園・保育園で子ども向けのライブ活動を行う。

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最新リリース曲「Keep It Down」