【Media Integration寄稿】Ujam製品の使い方ロック向け製品Tips記事
数多くの海外音楽メーカーの正規輸入代理店であるMedia IntegrationのHPでUJAM製品を題材記事を書きました。
UJAMは、「より良い音楽を、よりはやく」を掲げ、特にDTMer初心者~中級者に刺さる商品を作っているメーカーです。
本記事では、取り扱った商品に対する感想を補足的に解説します。
忖度なしで、私が感じたままに書かせて頂きます。
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ロックで使える3製品
今回記事を書くにあたって使用したのが、下記3製品です。
サンプル楽曲として作ったのは、2曲。
壁のようなギター。
アルペジオを使用したギターロック。
どちらのサンプルも、3製品のみで作っています。
IRON2の便利さが光ります。
私自身、エレキギターも弾きますが、IRON2はかなり便利な印象を受けました。
特に、分厚いサウンドのバッキングが必要な時には、RECのセッティングや音作り、RECを何度もし直す時間を考えると、IRON2でスケッチした方が曲の大枠を早く完成させられるでしょう。
後で弾き直すとしても、フレーズを先に確定させることで、無駄な時間を省けますから。
IRON2が既存のギター音源と違うのは、ギタリストの右手のミュート具合を簡単に再現できる所です。
微妙なミュートの違いを4種類に落とし込み、キースイッチで簡単に再現できるアイデアは素晴らしいですね。
リードギターとして使えないのが残念ですが、バッキング製造機として見ればこれほど楽な音源はないのではないでしょうか?
ただ、私的にはIRON2をPlayerモードで使用することはなさそうです。
Playerモードは、右手でコード・左手でリズムパターンを選択して、簡単にギターを打ち込めるモードです。
私は自らギターを弾くため、思った通りのリズムパターンを最初から打ち込みたいのです。私にとっては、Playerモードでは、かえって自由なリズムパターンを打ち込むのが困難だと感じました。
ただ、ギターを弾いたことがなく、リズムパターンを自分で考えられない方はPlayerモードを重宝するでしょう。引き出しとしても勉強になると思います。
初心者~中級者向けに振り切った製品
ベースやドラムについては、Tririan・MODO BASS、Superior Drummer3などハイスタンダードな製品群と比べると、音質的には少し粒の粗さを感じるサウンドです。(そもそも価格帯が違うのですが。)
ただ、UJAM製品のコンセプトをみれば、
- ジャンル特有のサウンドをすぐに再現&カスタマイズできる。
- MIDIパターンを簡単に試して、すぐにDAWにインポートできる。
- ジャンルごとに違う製品があるから、迷いがない。
と、初心者・中級者が余計なことを考えずに、曲作りだけに集中したい!というニーズに答えているのが分かります。
DTMはじめたての方に、Tririan・MODO BASS・Surperior Drummer3を勧めますか?という話ですよね。
DTM歴がそこそこあれば、必ず行き着くであろう素晴らしい商品群であることは間違いありませんが、DTMの楽しさを手軽に感じることができるのは、UJAM製品の方でしょう。
ハイスタンダードな製品は3~4万円かけて1製品しか買えません。しかしその金額があれば、UJAM製品はギター・ベース・ドラム音源が一通り揃う上に、打ち込みが楽&音作りがしやすいわけですから。
まとめ
以上のことから、UJAMの音源は、特にDTM初心者・中級者におすすめできます。
Media Integration様に寄稿した記事では、ギターの音の重ね方など、音楽的なTipsを交えています。
ぜひご覧くださいませ。