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Aspen Pittman Designs PFM+レビュー:着脱が超簡単なポップガード

Aspen Pittman Designs PFM+:着脱が超簡単なポップガード:サムネイル画像

Aspen Pittman Designs PFM+は、マグネットで簡単に着脱できるポップガードです。ネット部分も金属で、とてもスタイリッシュです。

私がPFM+を使用する前は、K&M/23956というクランプ/ネット式のポップガードを使っていました。

K&M/23956には不満がたくさんありましたが、PFM+を使うことで不満が全て解消されました。

この記事では、比較をしながら、PFM+の特徴に迫っていきます。

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PFM+が解消した不満

私は、アコースティックギターの生録音や歌の録音をするため、ポップガードの付け外しを頻繁に行います。

しかし、K&M/23956では、クランプの付け外しがとにかく苦痛で仕方がありませんでした。

  • クランプ部分を留めるために指の力がかなり必要だった。
  • グースネックが硬すぎる。
  • 重力ですぐに位置が変わってしまった。

つまりK&M/23956は、思うような場所にセットしずらく、大変なストレスを感じる商品だったのです。

PFM+は、K&M/23956に対する不満を全て解消してくれました。

一言で言うならば、PFM+は着脱が超簡単なポップガードです。



PFM+の持つ特徴

クランプ部分の工夫

K&M/23956は、クランプのネジの先にプラスチックの皿が付いています。この皿があるため、固定するにはかなり指の力が必要でした。

K&M/23956は、ギリギリギリ!と、かなり力を込めて回していた。
K&M/23956の不満いっぱいのクランプ部分

かなりきつく締めても、直接マイクに向かってグースネックを伸ばすため、重力で落ちて、位置が変更されていました。

K&M/23956は、重力で位置がすぐ変わる。

一方PFM+は、ネジに直接滑り止めが付いている仕様で、着脱に力が必要ありません。

PMF+は着脱に全く力が必要ない!
PMF+のネジ



クランプから伸びる金属プレート

ネジで直接留めたら、ホールド感が弱いのでは?と思うところかもしれません。

しかし、PFM+はクランプから直接グースネックが付いているのではなく、クランプから金属プレートが伸びており、その先からグースネック伸びる仕様です。

PMF+は最初から下向きに付けられるから、重力で位置が変わる心配はない。

これにより、クランプ部分への負担が無い構造になっており、そもそも力を込めて固定する必要がないのです。

グースネックが柔らかい!

加えて、グースネックがかなり柔らかいです。

それでいてホールド感もバッチリ!

思うような場所にすぐにセットすることができるでしょう。




ネット部分が磁石で取り外し可能!

PFM+のネット部分は磁石で固定する仕様になっています。

そのため歌の録音以外の時に、ネットだけ外しギターをレコーディングする。ということも簡単にできます。(クランプをわざわざ外す必要がない!)

PMF+は見た目も格好良い。
テンションが上がりますね。

金属ネット

ストッキング素材のK&M/23956、金属素材のPFM+、サウンドに特別な変化は感じません。ポップ防止という観点であれば、どちらでも変わらないというのが本音です。

ただ、金属素材PFM+であれば水洗いができます。

色々な方のレコーディングをされる方であれば、その都度気軽に洗えるPFM+は、かなり有望な選択肢ではないでしょうか?

まとめ

以上が、Aspen Pittman Designs PFM+のレビューです。

かなり気に入っており、手放せないポップガードとなりました。

ずっと付けたままの歌い手の方よりも、頻繁に着脱を行うシンガーソングライターやエンジニアの方々におすすめできる商品です。

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この記事を書いたのは

渡部絢也

作編曲家・シンガーソングライター
「地方にいながら、音楽でご飯を食べる」で早十数年。
東北秋田県で田舎生活をしながら、音楽にいそしむ。
メイン楽器はアコギ。歌も歌うDTMer。

・音楽制作依頼(舞台ミュージカル音楽・CMソング&BGM等)
・ブログ運営(音楽理論解説&VSTプラグイン解説)
・教材販売(使えるギターコード進行集など)
ユニット「ウタトエスタジオ」では、ファミリー向けの作品作りも。

丁寧解説がモットー。 twitterでも、ぜひお気軽に絡んで下さい。

音楽監督作品「ミュージカル青春するべ!」