UVIプラグイン 持っている全26製品レビュー
VST音源 レビュー

UVIプラグイン 持っている全26製品レビュー

rainysongame
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UVIは、フランス・パリが拠点の音源・エフェクトメーカーです。

毎月新商品を出すので、製品の数が非常に多いです。

本記事では、私が持っているUVIプラグインをミニレビューしていきます。

*新しくプラグインを導入次第、本記事は随時更新します。

目次
  1. UVI Falcon
  2. Falconエキスパンション
  3. バンドル系総合音源
  4. リズム系音源
  5. SE・FX系
  6. その他の音源
  7. エフェクト
  8. 特におすすめを紹介

UVI Falcon

Falconは、UVI音源の母艦となるシンセサイザー・サンプラーです。

Falcon2サムネイル

本ページで紹介する音源全ては、Falconか、UVI Workstation(無料)で立ち上げて使います。

Falconで立ち上げるメリットとしては、各音源の内部のパラメーターを見て、細かなEDITができる所です。また、Falcon内の上質なエフェクトを別途かけることもできます。

他のシンセサイザーとは発想が異なるため、最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、詳しい解説は、別途記事を書いています。

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Falconのサウンド例1

ドラムトラックも含め、5トラック全てがFalcon2です。

Falconのサンプル音源トラック

サウンドは雑味がなくスッキリとした印象で、上品さも感じます。

Falconのサウンド例2

Falconは、バージョンを重ねるにつれて、新しいサウンドも増えてきています。(今までは、一度買うとアップデートを無料ですることができました。)

バージョン2.8で増えた、アコースティックな雰囲気のプリセットを使ったサウンド例が次の通り。

Organic Textureカテゴリ

シンセではあるのですが、アコースティック的な要素も感じます。

太く、やはり上品な印象を感じませんか?

最新のトレンドを押さえたサウンドが追加されていくのは、プラグインを持っている身としてはとても嬉しい所です。

>UVI Falconの金額を確認する

Falconエキスパンション

Falconを持っている方のみ使える製品が、Falconエキスパンションです。

AtmosPherics:アクの強いパッド音源

Pad系の拡張エキスパンションですが、かなりアクの強いライブラリです。

通常のパッドはほとんど収録されていません。

AtmosPhericsプリセット画像

通常のパッドのように使えるのは、Pure Padsカテゴリくらいで、他のカテゴリは物凄くウネウネ動きます。

劇伴でも使いにくいと感じるくらい動くので、私自身は正直使い所を見いだせていません。

>UVI Atmosphericsの金額を確認する

Eternal Funk:絶妙にチープ&ド太いサウンド

80年代を意識したサウンド集です。

Eternal Funkプリセット画像

絶妙にチープ&ド太いサウンドが多いので、ハマる時はとことんハマる音源だと思います。

私自身は、まだ制作依頼でこのような楽曲の依頼がなく出番がありませんが、サウンド自体はすごく好みですね。

>Eternal Funkの金額を確認する

Inner Dimensions:使いやすいシンセサウンドが多数収録

ミニマルテクノをモチーフとしたプリセット集です。

Inner Dimensionsプリセット画像

サウンドはギラギラはしておらず、張りがありながらも柔らかさも感じる印象で、様々な電子系音楽で使いやすいように思います。

Inner Dimensions:プリセット3種を使ったサンプル

画面のマクロでドギツイサウンドにも変化できますし、汎用性が高いのです。

Falconエキスパンションの中では、Inner Dimensionは、特におすすめしたい製品ですね。

>Inner Demensionの金額を確認する

Organic Keys:アコースティックな雰囲気を持ったサウンド集

4種類(シンセ・サンプル・プラック・テクスチャ)を組み合わせた、アコースティックな雰囲気のプリセット集です。

Organic Keysプリセット画像

生楽器そのものの音は入っていないので、そこは注意しましょう。

あくまでアコースティックっぽいシンセサウンドが収録されています。

Organic Keys:2つのプリセットのサンプル曲

アコースティックな雰囲気を取り入れたシンセ系の楽曲を作りたい場合に、力になってくれます。

プリセットの中のMono Chordsのカテゴリのプリセットは、鍵盤一つでコードが鳴る仕組みになっています。

 

ただしコードは各鍵盤で平行移動となるので、曲中でコード自体を変えたい場合は、ピッチをMIDIコントロールするか、本音源を複数トラックで立ち上げてコード違いに設定するのが良さそうです。

Coarse Tuneを右クリックしてMIDI Learnで操作できるようにする。

私にとっては、好みのプリセット集です。

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LoFi Dreams:CHILLなサウンドが欲しいなら

Lofiサウンドのプリセット集。

LoFi Dreamsプリセット画像
歌以外全部、Lofi Dreams。
ただし、エフェクトにXLN Audio RC-20を使っています。

チープなピコピコサウンドやピアノ、ドラム、ベースなど、Lofiにちなんだ幅広いサウンドが収録されています。

Lofi Dreamsだけで、CHILLな楽曲を作ることができそうですね。

>LoFi Dreamsの金額を確認する

Spectre:EDM向きの過激なサウンド集

ダンスミュージック系のエキスパンションです。

過激なサウンドで、EDMにはぴったり。

Spectreプリセット画像

楽曲ジャンルの方向性があっていれば、かなり使いやすく、手が伸びやすいエキスパンションです。EDM系を作る予定があるなら、おすすめできます。

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Titanium:ダンス系エキスパンション

Spectreと同じく、ダンスミュージック系のエキスパンションです。

Titaniumプリセット画像

見た目通り、メタリック風なサウンドが多い印象ですが、Spectreより使える音が少ない印象。 良いのは、ベース・リードあたりです。

Falconって、ファクトリープリセットも最初からギョッとするような良い音が出るプリセットが多いのですが、Titaniumは開いた直後、素のままだとちょっとサウンドが弱い感じがします。(あまりワクワクしないというか……)

私的な感想で参考にならずに申し訳ないですが、あまり私の好みのライブラリではないです。

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Voklm:不気味な雰囲気に説得力を出せるボーカルパッド音源

人の声をモチーフにしたパッド系プリセット集です。

Voklmプリセット画像

EDMなどのボーカルチョップ的なことがしたいのであれば、Output EXHALEの方が良いです。というか、Voklmでは無理です。

普通のコーラス音源っぽいのは、カテゴリの中のSynth Chorus・Vox Instrumentsです。

他のカテゴリは、人の声の入った怪しげな雰囲気がたっぷりなので、劇伴に向く音源だと思います。

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バンドル系総合音源

Vintage Vault 4:80年代の表現なら即戦力

Vintage Vault4

Vintage Vault 4は、ビンテージシンセ・リズムマシンを題材にした36製品をまとめたバンドル製品です。

大部分が、ビンテージシンセ音源が占めています。
あとはドラム音源が2つと、指一本でドラム&ベース&シンセを奏でられる複合系です。

Q
収録製品

シンセ系

  • bitZONE
  • CS-M
  • CAMEO
  • Digital Synsations1
  • Digital Synsations2
  • Energy
  • FM Suite
  • JP Legacy
  • KROMA1.5
  • Mello
  • Ob Legacy
  • PX apollo
  • PX memories
  • PX p~10
  • PX SUNBOX
  • PX V8
  • Stirng Mashines2
  • Super-7
  • Synthox
  • The Beast
  • U1250
  • USQ1
  • UVS-3200
  • UVX-10P
  • UVX-3P
  • UVX670
  • UVX80
  • ultramini
  • Vector Pro
  • WAVE RUNNER

リズム系

  • Beatbox Anthology 2:往年のリズムマシンをまとめた音源。最近の楽曲を作りたい場合は、prime8+やDrum Designerの方が向いています。
  • prime8+:TR808クローンですが、物凄く音が良いです。

複合音源(ドラムも含んでいる)

  • darklight IIX
  • EmulationII+
  • HYBRID-6000
  • PROGRAM24

競合製品比較

競合製品としては、Arturia V Collectionが挙げられます。(私はV Collectionを所持していないので、下記は私的な考察・感想を含みます。)

V Collection実機を再現しているモデリング音源です。(付加機能が付いている場合もあります。)そのため、収録されている機材・プラグインの挙動を0から学ばないとEDITが難しい……つまり操作の学習コストが高いのではないかと思われます。

一方、Vintage Vaultは、ロンプラー系のシンセです。実機から録音した美味しい音をサンプリングしています。(代わりにEDITの幅が狭い。)

また、実機にはない特徴として、サンプル同士をレイヤーしているため、実機以上に現代にマッチするサウンドにEDITされた状態で収録されている、というのがUVIが語るメリットとなっています。

Vintage Vaultに含まれるシンセのほとんどは、見た目こそ違えど、収録されている仕組み自体はほぼ一緒なので、操作の学習コストは極めて低いのも特徴の一つです。

共通する欠点もあります。元になった実機シンセの知識(どのような特徴を持ち、どういったジャンルで使われていたか)を知っていないと、実際の制作の時に音源を選びづらいのです。

まとめます。

Vintage Vaultのメリット
デメリット
  • 使える美味しい音ばかり収録されている。
  • サンプルをレイヤーし、実機にはないサウンドを構築している。
  • 操作の学習コストが低い。
  • CPU負荷が低い音源がほとんど。
  • EDITできる領域が、モデリング系よりも少ない。
  • 実機シンセ自体知識がないと、音源を選びづらい。(V Collectionも同じ。)
  • サンプルを使っているため、容量を食う。(281GB!)
  • 読み込みが遅い音源もある。

80~90年代初期の楽曲を作る際に、特に役に立つ音源集と言えます。

逆に、モダンなEDMなどを作りたい場合は、FalconやFalconエキスパンション・他のシンセ音源を選択することの方が多いと思います。

Vintage Vault 4
created by Rinker

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Toy Suite 2:劇伴にドはまりする音源集

UVI Toy Suiteサムネイル
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Toy Suiteは、3つの音源が入ったおもちゃの楽器コレクションです。

  • アコースティックトイ(トイピアノ・シロフォン・リコーダーなど)
  • エレクトリックトイ(おもちゃの鍵盤が多め)
  • 8bitシンセ(ファミコン的サウンド)

中でも、アコースティックトイは、ファミリー向けのCM音楽制作劇伴などで、圧倒的な武器になります。

UVI Toysuiteのアコースティックトイサンプル楽曲画像

アコースティックベースだけTririanを使っていますが、他は全てToy Suiteの音を使っています。

どの音もモダン過ぎず、若干ゆるいイメージの音で、まさしくこういった気の抜けた音楽を作りたい場合には、Toy Suite一択!

日常やファミリーを題材にしたBGM、CM音楽制作でも使いますし、作曲家を目指すなら持っていて損はありません。

>Toy Suiteの金額を確認する

World Suite 2:ドライで芯のあるサウンドの民族音楽音源

World Suite 2は、民族音楽総合音源です。

World Suite2画像

背景のGUIが美しく、楽器を選ぶだけでテンションが上がりますね。

和楽器については、そこまで多いわけではありません。笙などの雅楽系の楽器はありませんし、篠笛もありません。太鼓の種類も、長胴太鼓・締太鼓のみと物足りない所です。

それでも、世界中の多くの楽器が網羅されているため、持っておくと心強い味方となります。劇伴の音楽制作等で、特に力になるでしょう。

サウンドもUVIならではの芯があるサウンドで、ドライに収録されています。

下記、5分ほどで適当に作ったサンプルです。

笛:Middle EastのDuduk
アルペジオ:Quadra パーカッション:Perccusion Factory

上記音源では、リバーブを深めにかけています。ディレイは最初からかかっており、表のパネルからは調整できませんが、Falcon内部から調整可能です。

無料のUVI Workstationでも、エフェクトのオンオフを調整できますので、ご安心を。

World Suite 2プリセット画像

マンドリンのトレモロスピードが調整可能で、サンプルなのにすごいなぁ。と。(ゆっくりにしすぎると、流石に音質的に劣化がバレますが。)

各楽器の奏法もキースイッチで切り替えられたりと、充実しています。

競合製品比較

競合製品としては、Ethno World Completeが挙げられます。Ethnoも篠笛が収録されていませんし、和楽器系ライブラリとしては、さほど変わりません。

Ethno画像
Ethno World6

Ethnoのサウンドは少し離れた位置で収録された柔らかいサウンドが特徴で、オーケストラ音源と合わせるなら、多少のMIX調整で調和させやすいと思います。内部エフェクトはKontaktになるので、大味にかかり、あまり質は良くない印象です。外部エフェクトが必須ですね。

一方、World Suite 2の音質はドライで、とても近い位置で収録されています。そのため、個々の楽器を活かすような楽曲であれば、World Suite2を選択したい所。ちなみに、Falconの内部エフェクトの方がKontaktより高品質だと私は思います。

また音源の選び方は、World Suite 2の方が工夫されています。楽器の地域からでも、楽器の種類(撥弦楽器・擦弦楽器・メタル系など)からでも、どちらからでも検索することができます。

一方、Ethnoの場合は、楽器の種類からのみの検索なので、楽器名が分からない場合は、当てずっぽうで探していくことになります。(これが結構面倒くさい。)

World Suite 2のメリット
デメリット
  • 世界中の楽器が一気に手に入るわりに安い。
  • ドライなサウンドで、芯を感じる。
  • 検索しやすい。
  • GUIが良い。
  • 和楽器は少ない。
  • ドライなため、オーケストラに混ぜるなら、工夫が必要。
  • 楽器によっては、読み込み時間が長い。

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リズム系音源

Drum Designer:クラブ系のドラムに即戦力!

かなりおすすめできるリズム音源です。

プリセットは、ジャンルごとに分けられています。

Drum Designerプリセット画像

プリセットを開くと、サウンドが切り替わるだけでなく、そのサウンドに合うリズムパターンも一緒に読み込まれます。そのため即戦力で、すぐに使うことができます。

Inner Demensionのサンプル曲に、ドラムパターンを合わせただけでこの仕上がり。

リズムパターンのエクスポートも付いています。

非常に抜けの良いサウンドですし、各キットを深くEDITできます。

Drum DesignerのキットEDIT画像
下にあるVELOCITYノブを右に回すと、ベロシティにより反応するようになります。

クラブ系の楽曲を作りたい場合は、特におすすめの音源ですね。

>Drum Designerの金額を確認

Percussion Factory:お手軽パーカッション総合音源

パーカッションの打ち込みが分からずとも、楽器ごとに特有のリズムをオートで設定してくれるお手軽パーカッション総合音源です。

Percussion Factoryプリセット画像

下記は、5分ほどで打ち込んだサンプル楽曲です。

パーカッション:Perccusion Factory
アルペジオ:Quadra 笛:World Suite2

良い音源を持っていても、楽器特有のリズムを勉強しないと、普通はそれらしいリズムパターンを組むことはできません。

Perccusion Factoryは、学習コストを省くことができる上に、パターンをランダムで吐き出してくれるという神機能を持っています。楽すぎます!

パーカッションを使う予定がある方は、持っていて損はないですね。(ちなみに、太鼓はWorld Suite2と同じく長胴太鼓・締太鼓のみなので、あまり期待しないように。)

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SE・FX系

SweepMachine:シュワー系なSE

EDMなどで「シュワー!!!」を演出するSweep音の音源です。

SweepMachine画像

結構古い音源のため、ちょっと荒々しいサウンドに感じますね。

現在であれば、boom Library Lift FXの方が、モダンで高音質なスウィープ音を出せると思います。

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Scratch Machine:DJみたいにデュクデュクッ!

HIP HOPらしさを演出するスクラッチ音を手軽に使える音源です。

Scratch Machine画像

収録されているサンプルのテンポは90・105・120です。テンポに完全に同期させたい場合は、DAW上でフリーズをして、波形を引き伸ばすなどで合わせられるかな、と。

著作権を気にすることのないスクラッチ音を手に入れられるのが一番のメリットでしょう。

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Meteor FX:インパクトのあるサウンド&ライザー&ドロップ

ヒューーーー、ドッカーン!と言ったサウンド集です。

Meteor FX画像

プリセットも充実しています。

Meteor FX プリセット画像

HOLDボタンの切り替えが便利で、ONだと鍵盤を押してすぐ離しても、最後まで音が鳴ります。OFFだと鍵盤を押している間だけ音が鳴り、離した後は設定したリリースタイム分音が鳴ってから消えます。余韻を細かく設定できるのが良いですね。

他社競合製品では、Native Instruments Kompleteにも収録されているRISE&HITがあります。RISE&HITの方が、シネマティックなサウンドやSEに寄っている感じでしょうか。

Meteor FXは効果音の他に、様々な楽曲にも合わせやすい印象があります。THRUSTで簡単に歪みを足したりも出来ますし、サウンドEDITがしやすいです。

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Whoosh FX:風切り音&ライザー&ドロップ

Whoosh FXは、「ビュウゥン!!」「ボォオオ!」と言ったような風切り音を生成できるSE制作プラグインです。

Whoosh FX 画像

プリセットにはライザー・ドロップなども含まれており、ダンスミュージックでも使えます。

Whoosh FX プリセット画像

しかし、このプラグインの真価は、ボフン!ビュィ~ン!といった音を作れる所です。

私自身、CMのサウンドロゴで、Whoosh FXでSEを制作し、納品したこともあります。単体というよりも、作った音をレイヤーでまた重ねたりして使うと迫力が出ます。

剣を振る効果音作成などでも使えるので、SE制作家にももってこいのプラグインでしょう。

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XTREME FX 1.5:効果音素材集

効果音素材集です。

XTREME FX 1.5 プリセット画像

SFなどの音はともかく、収録されている生活音は、外国の生活音のため、日本のシーンではすんなりはまらないこともあるかもしれません。

それでも爆発音なども含まれているので、楽曲中にそういった効果を足す際などに使っています。舞台音楽・劇伴の方には、便利な場面が多々あるのではないでしょうか?

>XTREME FX 1.5の金額を確認する

その他の音源

Augmented Orchestra:ただのオーケストラ音源ではない。

Augmented Orchestra プリセット画像

オーケストラを題材にしていますが、普通のオーケストラ音源ではありません。

ストリングスは収録されていますが、バイオリン・チェロといったような個々の楽器ではなく、合奏された状態(アンサンブル)で収録されています。そのため、本格的なオーケストラをAugmeted Orchestraで打ち込むのは無謀です。

この音源が得意なのは、オーケストラを含んだトレイラー音楽など、シネマティックなサウンドを簡単に構築できるところでしょう。特に低音の鳴りが凄まじいプリセットが多いですね。

オーケストレーションの細かいことを考えずに、感覚的に音を加えていったほうが、本音源を上手く使えます。そういう意味では、とても楽に迫力のあるトレイラー系楽曲を作れます。私も仕事で良く使っています。

難点は、ロードに時間がかかる所です。M.2 SSDを使っていても7~8秒かかるので、どんどんプリセットを聞いていきたいのに、それが難しいんですよね。

>Augmented Orchestraの金額を確認する

Quadra Muted and Harmonics:凄まじく音が良い4レイヤー音源

凄まじく音が良くて、クリエイティブな心が刺激される音源です。

4つの音がレイヤーされており、それぞれにアルペジエイターが設定できる仕様です。

Quadraプリセット画像

下記音源は、5分くらいで作ったもの。

アルペジオ:Quadra
パーカッション:Perccusion Factory 笛:World Suite2

こんな感じで簡単に曲を組めますが、アルペジオパターンを編集するのが、中々難しいと私は感じました。

曲のキーに合わせる必要がありますが、積極的にSCALE QUANTIZERを使うのが良さそうです。

Quadra アルペジエイター
SCALE QUANTIZERは右下にあります。

SCALE QUANTIZERは、A~Dパートそれぞれで独立しているので、キーを合わせる場合は、4つ全部設定する必要があります。

アルペジエイターを使わず、レイヤーサウンドを作って自分で演奏するのも良いですね。

一つ持つと、Quadraシリーズの全てが欲しくなるのが玉に瑕です。

>Quadra Muted and Harmonicsの金額を確認する

Soul Bass:サウンドが良いベース音源

Soul Bassは、フェンダージャズベースをサンプリングしたベース音源です。

非常に説得力のあるサウンドが出るため、2023年4月現在、エレキベースのファーストチョイスとして使っています。(シンセとレイヤーができますが、これはまだ私は研究不十分で、生ベース音源として使用中。)

面白いのは、FXセクションです。右下のTone Stack・Convolverを使うと、IRデータを元に、様々なアンプ・スピーカーをシミュレートできます。

Soul Bass FX画像

これによって、物凄く幅の広い音色で使うことができるのです。

打ち込みについては、少し難点もあります。

Soul Bass画像

弦の弾き分けができないため、弦を指定したい場合は、Hand Positionで調整の必要があります。しかし、Hand Positionを12に設定してE(ミ)を演奏しても、2弦2フレットを自動選択してしまうことがあります。

そうすると、キースイッチで切り替えてSlide奏法させようとしても、スライドするフレットが足りずにスライドできません。 Slideを絶対に入れたい場合は、音源トラック自体を複製し、Hand Positionを調節するなどの対策が必要です。

スライドの自由さは、MODO BASS2には、やはり敵わないのです。音が良いだけに、物凄く勿体ない仕様です。

スライドを交えたサンプル曲を聞いてみましょう。(スライドは2小節終わりに。)

Soul Bassトラック画像

最低音はD(レ)まで入力できます。

サウンドは、UVIらしく芯のある音で、私は最高に好みです。
スライドの打ち込みについては、今後のアップデートに期待したい所です。

>UVI Soul Bassの金額を確認

エフェクト

Dual Delay X:変わったディレイが欲しいなら。

かなり変わったディレイプラグインです。

Dual Delay X画像

公式HPでは、直感的と言われていますが、私的には物凄く難しいディレイプラグインです。普通の感覚で使おうとしても中々上手く行かないのではないかと。

例えば、ピンポンディレイを使いたい時は、In/OutのRotationで、Inを45°に設定します。

Dual Delay Xのピンポンディレイ
ピンポンディレイの設定

これ、初見で分かる人います!??

独特な設計過ぎるのですが、Dual Delay Xでなければ出せない音もあるように思います。公式HPではスピンディレイと表現していますが、ぐるぐる周るように聞こえるディレイが作れます。

様々なエフェクトが付いており、クリエイティブな音を作りたいなら力になるでしょう。

ただ、普通のディレイが欲しいなら、Fabfilter Timeless3の方がおすすめです。

ちなみに、右クリックして選択するとMIXノブはLOCKすることができますので、プリセットを試す際にはご活用下さい。

>UVI Dual Delay Xの金額を確認する

Shade:クリエイティブなEQプラグイン

UVI Shade 創造的な音作りならおまかせ!

UVI Shadeは、様々な使い道のある創造的なEQです。

  • シンプルな音色が、あっという間に格好いい音に!
  • ダイナミックEQとして使える。
  • スプレッド機能で、左右の広がりのある音に変化できる。

モジュレーション機能で、本当に色々なことができるクリエイティブEQです。

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Shadeのサウンドを体感しよう。

サンプル楽曲として、3トラックの楽曲を作ってみました。

UVI Shade サンプル楽曲画像

ノコギリ波(Saw)のシンプルなシンセがどのように変化しているか、聴き比べてみて下さい。

①Shadeなし
②3トラック全てにShade使用

②は、原型が留まっていないと感じるほど、クリエイティブな音作りをしているように聞こえますよね。でも、実はShadeのプリセットをただ使っただけなんです。

LFOを使った規則的な変化を与えたいなら、Shadeはかなりおすすめできます。不規則な化を与えたいならMinimal Auido Morph EQがおすすめです。

>UVI Shadeの金額を確認する

Sparkverb:動作が軽快なリバーブ

UVI Sparkverbサムネイル

リバーブプラグインというと、CPU負荷が高く動作が重たいプラグインも多い中で、Sparkverbは圧倒的に低CPU負荷で、動作が軽いのが特徴です。

そのため、トラック毎にがんがんインサートで使用し、緻密な音作りができます。

軽くてたくさん使えるのは良いけど、「音はどうなのか?」というのが、一番気になるところでしょう。

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Sparkverbのサウンドを確認

Sparkverbは元々、Falconの内部のリバーブです。そのため、一番相性が良いのはシンセサイザーと言っても過言ではありません。

今回は、SONIC ACADEMY ANA2を使ってみます。

SONIC ACADEMY ANA2

ANA2は大変使いやすいアルペジエイター・コード機能が付いており、使い勝手が抜群で、シンセ初心者には大変オススメのシンセです。

ただし、ANA2内のリバーブの質感がいまいち良くないのが、私的には懸念点です。こんな時にSparkverbが便利ですね。

上記の画像のように、ANA2上ではDelayのみをかけた音源を基準に聴いていきましょう。

リバーブなし
ANA2付属のリバーブをかけた
UVI Sparkverbをかけた

ANA2付属のリバーブは、白くモヤがかかったような音になっているのと、高音の耳うるさいところが強調されているのが分かります。

一方、Sparkverbの場合、耳うるさい部分は強調されていないのに、美しく音像が広がっているのが分かります。

とにかく軽くCPU負荷がないので、インサートで音作りにどんどん使えるリバーブプラグインですね。

>Sparkverbの金額を確認する

Phasor:超高品質なフェイザープラグイン

Falcon内部のフェイザーをパワーアップして独立させたもの。

Phasor画像

巷のフェイザーをたくさん持っているわけではないので、Studio One付属のフェイザー・Native Instruments Phasisと比較して、下記感想を書きます。

他のフェイザーだと音が痩せて聞こえるのが、UVI Phasorだと音が太いままフェイザーがかかります。

フェイザー特有の音痩せが嫌なので、正直今までフェイザーを使おうという気にあまりならなかったのですが、Phasorであれば「今後フェイザーを使いたい!」と思える出来だと私は感じました。

UVI公式が「桁外れの高品質サウンドを提供する高機能フェイザー」と言っているのは嘘じゃないな、と。(Dual Delay Xは私的に微妙でしたが、Phasorは本気で良いと思う。)

2023年3月に発売されたばかりなので、私もまだ実戦投入出来ていませんが、今後使い倒していくことになると思います。

>UVI Phasorの金額を確認する

特におすすめを紹介

以上が、現在私が持っているUVIプラグインのミニレビューとなります。

最後に、特におすすめのプラグインを列挙して終わります。

以上は、ほとんどの作曲家が嬉しいだろうプラグイン群。

次点、おすすめ。

もちろん、私が持っていない製品もたくさんありますので、まだまだ良い製品はたくさんあると思います。

「う~ん」と思う所も含めて、全部紹介させて頂きました。
本記事が、参考になりましたら幸いです。

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プロフィール
渡部絢也
渡部絢也
作編曲家・シンガーソングライター
「地方にいながら、音楽でご飯を食べる」で早15年。東北秋田で田舎生活をしながら、音楽にいそしむ。メイン楽器はアコギ。歌も歌うDTMer。

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